2018年12月04日

コーヒーメジャースプーンとコーヒー豆屋さん

ここのところホームページの更新を怠っているせいで新製品を色々と販売しているのにネットで詳細を紹介できていません。
そろそろ更新しなければと思っているところです。
そんな掲載していない新製品の中でもコーヒーメジャースプーンは比較的人気がありコンスタントに売れています。

塩尻市の広丘駅の近くにあるコーヒー豆CLÉCY(クレシー)さんでは、そのコーヒーメジャースプーンを飾っていただいています。
チェリー材の物を日常業務でも愛用していただいており、とても深い色合いに変化した状態になっていました。
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奥側が作りたて。手前がクレシーさんでお使いいただいているもの。コーヒー豆の油分がチェリー材に良い艶を与えてくれています。どちらもチェリー材。
すり切りでちょうどコーヒー1杯分10グラムの豆が測れます。

店内の様子。
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りんごも栽培されておりオリジナルのジュースもあります。

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コーヒーももちろん美味しいですが木苺のジャムが絶品です。

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コーヒーの淹れ方教室や消しゴムハンコ教室も催されています。

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全体的に控えめでとても感じの良いお店です。
コーヒー豆 CLÉCY
〒399-0706
長野県塩尻市広丘原新田214−6
Tel・Fax 0263-88-2290


コーヒーメジャースプーンは以前のブログでも紹介させていただいたFIFTY-ONE COFFEEさんでも見本品を置いていただいています。松本にお住まいの方はそちらも是非。


大深
posted by ベルカ at 22:03| 日記

2017年03月02日

遠藤周作

毎月1日は映画が安くみられる日ですが、先日ちょうどお休みと重なったので、「沈黙」を観てきました。

母がなぜか遠藤周作を好きだったらしく、我が家にもいくつか本があったのですが、エッセイばかりで小説はあまり読んだことがありませんでした。
エッセイを読む限り、悪ふざけばかりしている変なおじさん、という感じだったのですが、小説のほうはキリスト教を題材にした重いテーマのものが多く、「沈黙」も昔読んだときはよく分からず挫折してしまいました。
年をとってから読み直してみたところ、キリスト教という大きいテーマだけではなく、出てくる人たち一人ひとりの弱さや葛藤が伝わってきて、人間の心を書いた話として面白く読むことができました。

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原作本

その「沈黙」が外国人によって映画化されるということで、監督がマーティン・スコセッシであるとか、日本人の有名な俳優さんも大勢出るとか、色々な意味で楽しみにしていました。

実際に見てみたところ、思ったより原作に忠実なのにびっくりしました。
日本人の俳優さんは日本語でしゃべる場面も多かったのですが、全く不自然でなく、セリフにだいぶ日本人スタッフや俳優さん自身の手が入っているのではないかと思われました。
また、外国映画で日本文化を描くと、なんだかおもしろいことになってしまうことが多いと思うのですが、変に日本っぽさが強調されるようなこともなく、映像としてすんなりと入ってきました。
そういった部分は監督がだいぶ気を使ったのではないかと思います。

俳優さんたちについては、あの人がこんなところに!みたいな感じで楽しめる部分もありましたが、特にすごいなあと思ったのは塚本信也とイッセー緒方の演技です。
塚本さんは観終わってからこの人だったかと気づいたくらい役にはまっていたし、イッセーさんはまさに怪演、という感じで築後守のしたたかさとかいやらしさを出していました。

作品としては結末が若干違う印象を受けたこともあり、小説のほうが心に残りましたが、とても丁寧に作られた映画だなあと思いました。

N
posted by ベルカ at 15:50| 日記

2016年11月29日

宮城への旅

先日、はじめて宮城県に行ってきました。

東北に行くこと自体はじめてだったので、どんな寒い所かと思っていましたが、長野のほうがよっぽど寒かったです。

せっかく海の近くにきたので、フェリーに乗って松島観光をすることにしました。

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フェリー乗り場には2階建てのフェリーがとまっていました。
1番人気の仁王丸という船のようです。
でもどうやら私が予約した松島〜塩竈行の乗り場はここではないです。
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こっちに乗りたい気もしますが、すごく混んでいます。

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小さいですが、空いてるので好きな席に座れます。
ワンマン運転で、運転する人がガイドもしてくれるようです。

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この日はすごい波で、結構ゆれました。

運転士兼ガイドさんが各島の説明をしてくれます。
震災時にはたくさんの島が防波堤のような役割を果たし、到達した津波はだいぶ低くなったそうです。
ただ、島は削られて形が変わったり、松が枯れてしまったものもあったとおっしゃっていました。
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四つの穴が開いている鐘島。

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仁王島。仁王さまの頭っぽく見える部分が落ちそうになったので、首のところを補修してあるそうです。
ガイドの方曰く、お金がなくてあまり上手に直せていないとのこと。

1時間弱くらいで塩竈に到着しました。
陸からも松島は見えますが、船酔いがだいじょうぶならフェリーで巡るのも面白いです。

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塩竈神社。


ちょうど紅葉していました。

宿泊は仙台でしたが、程よく都会で、文化施設も多くあり、ちょうど良いサイズの街でした。
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せんだいメディアテーク。図書館やギャラリーのほか、おしゃれ雑貨が売っているショップもあります。

今回の一番の目的は、ずっと行きたかった「火星の庭」というブックカフェに行くことです。
実はちょうど定休日にあたる曜日でしたが、たまたま祝日だったので開いていました。
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入口の均一棚も整然と並んでいます。

お店は古書店が半分、カフェが半分という感じで、カフェ利用のお客さんもけっこうたくさんいました。
蔵書は民俗学、美術関係、文学関係など幅広いですが、なんとなく硬派な感じの品ぞろえで、欲しい本がたくさんありました。

長野からはちょっと遠かったですが、とてもいい所でした。

N
posted by ベルカ at 15:38| 日記

2016年07月20日

猫の島

先日、岡山からフェリーに乗って男木島というところに行ってきました。

男木島はのら猫が増えすぎて住民を超える数になってしまい、すべての猫に不妊手術をするとのことで最近話題になった島です。

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高松〜男木島のフェリー。

岡山の玉野港から男木島へは、高松を経由して約2時間弱。
玉野〜高松間のフェリーでは、うどんが食べられたり、お風呂に入れたり、酔わない人には楽しい船旅です。

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フェリーから見える男木島。

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男木島はアートにも力を入れているらしく、島内に様々な作品を展示したスポットがあるようです。

まずはフェリー乗り場から比較的近い豊玉姫神社を目指すことにしましたが、坂が急なうえ、ものすごい暑さで、ちょっと歩くだけで汗だくになります。

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豊玉姫神社。

神社につくまで猫に会うことはなかったのですが、日陰ですずしいせいか、神社の守り神のような猫がいました。
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顔が般若の猫。

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近くにいた兄弟っぽい猫。

彼らは完全に野良なので、ちょっと触ろうとすると血が出るほどたたいてきます。


猛暑のせいか思っていたほどたくさんではありませんが、歩くとちょこちょこ猫に出くわします。
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男木島の猫たちが増えた原因の一つは観光客の餌やりだそうです。なので注意を促すこのようなポスターが貼られています。

港に戻ると、どうぶつ基金という団体の方が、地域猫を増やさないための活動についてPRしていました。
冒頭の看板にある「さくらねこ」というのは、不妊手術をしたしるしを耳に入れた猫のことだそうです。
この方たちは全国各地でTNR(捕まえて不妊手術をして戻す)という活動をしていて、そのおかげもあって猫の殺処分件数は劇的に減ったそうです。

うちの近所にも野良猫がたくさんいて、ついこの間はその中の誰かが家の裏に子猫を生んでしまいました。
基本的に野良猫には関わらないことにしているのですが、赤ちゃんとはいえ生き延びたらまた子供を産むので、やむを得ず保護しました。
この子たちは必ず不妊手術をしてくれる方に譲ろうと思っているので、少しは野良猫を減らす手伝いができたかなあと思っています。

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野良出身ですが、人慣れしてとてもいい子です。
室内で大事に飼っていただける方を探しています。
いい人にもらわれるとよいです。
(追記:子猫たちはすべてもらってくださる方が決まりました。)


N
posted by ベルカ at 21:54| 日記
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