先日、岡山からフェリーに乗って男木島というところに行ってきました。
男木島はのら猫が増えすぎて住民を超える数になってしまい、すべての猫に不妊手術をするとのことで最近話題になった島です。
高松〜男木島のフェリー。
岡山の玉野港から男木島へは、高松を経由して約2時間弱。
玉野〜高松間のフェリーでは、うどんが食べられたり、お風呂に入れたり、酔わない人には楽しい船旅です。
フェリーから見える男木島。
男木島はアートにも力を入れているらしく、島内に様々な作品を展示したスポットがあるようです。
まずはフェリー乗り場から比較的近い豊玉姫神社を目指すことにしましたが、坂が急なうえ、ものすごい暑さで、ちょっと歩くだけで汗だくになります。
豊玉姫神社。
神社につくまで猫に会うことはなかったのですが、日陰ですずしいせいか、神社の守り神のような猫がいました。
顔が般若の猫。
近くにいた兄弟っぽい猫。
彼らは完全に野良なので、ちょっと触ろうとすると血が出るほどたたいてきます。
猛暑のせいか思っていたほどたくさんではありませんが、歩くとちょこちょこ猫に出くわします。
男木島の猫たちが増えた原因の一つは観光客の餌やりだそうです。なので注意を促すこのようなポスターが貼られています。
港に戻ると、どうぶつ基金という団体の方が、地域猫を増やさないための活動についてPRしていました。
冒頭の看板にある「さくらねこ」というのは、不妊手術をしたしるしを耳に入れた猫のことだそうです。
この方たちは全国各地でTNR(捕まえて不妊手術をして戻す)という活動をしていて、そのおかげもあって猫の殺処分件数は劇的に減ったそうです。
うちの近所にも野良猫がたくさんいて、ついこの間はその中の誰かが家の裏に子猫を生んでしまいました。
基本的に野良猫には関わらないことにしているのですが、赤ちゃんとはいえ生き延びたらまた子供を産むので、やむを得ず保護しました。
この子たちは必ず不妊手術をしてくれる方に譲ろうと思っているので、少しは野良猫を減らす手伝いができたかなあと思っています。
野良出身ですが、人慣れしてとてもいい子です。
室内で大事に飼っていただける方を探しています。
いい人にもらわれるとよいです。
(追記:子猫たちはすべてもらってくださる方が決まりました。)
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