2012年10月15日

伊勢のきのこ

江戸時代の人は一生に一度のお伊勢参りに憧れたといいますが、私も以前から一度は伊勢神宮に行ってみたいなあとぼんやり思っており、今年それを実行に移すことにしました。

一応下調べをしてみると、外宮→内宮の順番でお参りするのが正しいとのことなので、まずは外宮から参拝しました。

お参りしたのは7月でうだるような暑さでしたが、木のうっそうとした神宮内は日影が多
く、いくらか過ごしやすいです。



パンフレットを片手にうろうろすると、外宮には「亀石」というものがあるとのこと。


亀石。左手前が頭?

先に来ていたおばさんが「かめさん、かめさん」と話しかけているので見てみると、石の下には本物の亀がいました。


頭を出してこちらを見ています。水の中にも一匹います。

外宮は思ったよりもこじんまりとしており、それほど時間をかけずに全体を見て回ることができました。

まだすこし日が高かったので、車で30分ほどの場所にある内宮へ。


人間は右側通行と書いてあります。真中は神様が通るのだそうです。


内宮は外宮より広く、大きな橋を通って入るので、外界と遮断され厳かな雰囲気です。

敷地内を歩いていると、意外な発見がありました。
まだ暑い盛りだったのですが、内宮も外宮もキノコが生えていました。





今回で思い残すことが一つなくなりよかったです。


内宮入り口にいた猫のガイドさん。

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posted by ベルカ at 19:08| 日記

2012年10月03日

上高地

数年前長野に越してきた時から、実家の母が「上高地に行ってみたい」とたびたび言っていました。
なかなか行く機会がなかったのですが、今年ようやく、1泊2日の日程で出かけることとなりました。

上高地は松本市街から車で2時間程度、標高は約1500mの景勝地です。
車では乗り入れができないため、途中の駐車場でバスかタクシーに乗り換えて向かいます。

出発当日はあいにくの雨でしたが、上高地の中心地、河童橋に着くころには薄曇りになっていました。
平日の午後だからか、思ったより人は多くありません。

夕食まではしばらく時間があるので、さっそく大正池方面へ散策へ出かけました。
歩いていくと、道端や休憩用ベンチの足元にもふつうにキノコが生えています。




1時間くらいであたりが暗くなってきたためその日は早めに切り上げ、次の朝早くからじっくり散策することにしました。

翌日は朝からよい天気。名前は分かりませんが、山もよく見えます。


この日はきのうとは逆方向の、明神池を目指します。
明神池までは約1時間。トイレがないのがすこし厳しいです。
途中にはサルが待ち伏せしていました。


幸いなにもされず。

ようやく明神池に到着。
穂高神社の中にあり、秋にはここで船に乗って神事を行うそうです。



イチョウバイガモというめずらしい藻が生えています。

一休みできたので、帰りはゆっくりキノコ観察をしました。
上高地一帯は植物や動物の採取は禁止されており、そのためかキノコもあまり採られずにたくさん残っています。







イヌセンボンタケ。木の幹の側面から生えています。

お昼ごろに河童橋に到着。観光客や修学旅行の学生でにぎわう中でおにぎりを食べました。
母も上高地を堪能したようです。
また近いうちに、日帰りでキノコ観察に行ってみようと思いました。


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posted by ベルカ at 18:47| 日記
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