2012年02月06日

小物のメンテナンス

先日、工場付近の最低気温が−14℃を記録しましたが、昨日あたりから若干寒さも和らぎ、峠を越えた気配がしてホッとしているところです。

今回は、ベルカで作った小物のメンテナンス方法を紹介します。
キッチンでつかう小物のメンテナンスなので、家具の場合は使用するオイルやお手入れの仕方も違います。)

色々なやり方がありますが、今回は身近にあるもので簡単にできる方法です。
長年使っていて表面が白っぽくかさつき、刃先が丸くなっているようでしたら、簡単なお手入れで見違えるように変わりますので、試してみてください。


用意する物は、
・クルミオイル(スーパーで売っている食用のもの。無ければオリーブオイル。)
・サンドペーパー#320(紙ヤスリ。ホームセンターで売っています。)
・綿のウエス
※メンテナンスをするカトラリーやお皿は水気を切って十分に乾かした状態にしてはじめてください。

まず、サンドペーパーを木目に対して平行に動かして研ぎます。
サンドペーパーは、写真のようにある程度の大きさに切り、二つ折りにして持つと使いやすいです。
1分も研げばかさつきは無くなっていると思います。バターナイフの場合、手が切れない程度に刃先を鋭角に研ぎます。

かなり刃先が丸まっている場合は#180くらいのサンドペーパーで鋭角に研ぐ必要があります。#180で形が決まれば次に#240で研ぎ、最後に#320でなめらかなさわり心地に仕上げます。


バターナイフに#320のサンドペーパーをかけているところ。

次に、オイルをウエスに染み込ませて木肌になじませるように塗ります。
余分なオイルを拭き取ってから半日〜1日ほど日陰で放置し、一度ぬるま湯でさっと洗えば完了です。バターナイフの場合、オイルを塗り終わるまで3分くらいでした。

写真のバターナイフ(ブナ材)は3年間ほど一回もメンテナンスをせずに自宅で毎日使ってきたものです。
どのように変化するのかを知りたかったので、この1本はあえてメンテナンスを避けてきましたが、思ったより摩耗しませんでした。ブナよりも柔らかいウォールナットだともっと摩耗して刃先が細かく欠けていたことでしょう。


メンテナンス前。オイル成分はかなり無くなってかさついています。


メンテナンス後。ツヤが戻ってしっとりとした触り心地。

気がついた時にでもいいのでこのようなメンテナンスを繰り返していけば、木が深みのある色に段々と変化していく様子を楽しむことができます。

パン皿に関しては、オイル成分が無いほうがパンの湿気をより吸収するので、メンテナンスをしなくても構いません。



つやつやに復活すると気持ちよく使うことができます。


オオフカ
posted by ベルカ at 21:27| 家具製作
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