2011年07月13日

スプーンの試作

ベルカで扱っている小物はお客さんからのオーダーをきっかけとして定番化したものがほとんどです。
現在製作途中の折敷、9寸皿(直径27p)、バターケースも全てお客さんからのご要望やご注文があったものです。
新しい商品を作る時はいつも試作品を作っています。試作品は自分で(時には依頼主が)実際に使ってみて改良点や耐久性を確かめてから商品化しています。
何パターンも作るので、バターナイフのように6種類も商品化することもあればお蔵入りになる事もあります。
あまり形で悩む事はありませんが、毎回耐久性や使い勝手で苦労します。

今回はまだ試作段階ですがスプーンの製作工程を簡単に紹介します。


@型紙を使って墨線を書く。(写真左)   A糸ノコやバンドソーで墨線どおりに切り出す。(写真右)


B丸ノミや彫刻刀で凹部を彫る。(写真左)仕上がりに近づくにつれて指で触って確認しながら慎重に彫る。
C凹部に彫り跡が残っているので(写真右)サンドペーパーで研いでいくと下の写真のようになる。ここも慎重に研がないと
凹部や端部分がぼこぼこになってしまいます。


D持ち手部分などをなめらかにするため角張っている所を削る。裏面も
Eサンドペーパーの目が粗いものから細かいものへと段階的に上げて#320まで研いでいく。

 
Fオイルを塗る→乾燥を3回繰り返して完成。


今回は小と大を作ってみました。
作り慣れていないせいもありますが、今回のように時間がかかっていてはとても採算が合わないので定番化はまだまだのようです。ここまで紹介しておいて何ですがお蔵入りかもしれません。

とりあえず家でスープやヨーグルトを食べるのに使って様子を見てみます。
木のスプーンは口に当てた時の感触が優しいので使うのが楽しみです。

オオフカ
posted by ベルカ at 00:00| 家具製作
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