4月下旬に実家に帰った際、玄関先で妙なものを見つけました。

携帯のカメラしかなかったので不鮮明ですが、ヨーロッパでよく食べられるアミガサタケと思われます。(私は食べませんでした。)
まさかこんな身近なところに生えていようとは。大変びっくりしました。
一般に秋のものというイメージのあるキノコですが、実は春から夏にかけてもその時期に見合ったきのこが生えています。
アミガサタケを目撃してからというもの、近所を歩いていても気が気ではなく、下ばかり見て歩いている毎日です。
そんな中で見つけたキノコの画像をいくつかご紹介します。

まずは5月に四国で見つけたキノコ。

愛媛の道後公園に生えていました。ここにはカメも猫もキノコもいてすごいです。
また、6月4、5日には、駒ヶ根で開催された「くらふてぃあ杜の市」に参加していました。
去年はじめてこちらに参加した際、全身が真っ白の不思議な花を見つけたのですが、帰って調べると「ギンリョウソウ」という植物である事が判明しました。

すこしくたびれたギンリョウソウ。
ギンリョウソウは葉緑素を持たず、樹木と共生する菌類に寄生し、菌類を経由して木の栄養を得ているのだそうです。
つまりギンリョウソウのあるところにはキノコがある可能性が高いと思われます。
そのように本に書いてあったため、今年は暇があれば森に入り込み、注意深くキノコを探していました。
その結果見つかったのがこちら。




思ったよりもたくさんのキノコが見つかりました。
梅雨の今の時期は、場所によってはキヌガサタケなどめずらしいキノコが生えている可能性があります。
季節はずれのキノコ観察も、意外な発見があってなかなか楽しいです。
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